釜炒り茶①
5ヶ月ぶりのブログです
正月に書いてからなんやかんやとさぼりまくり
お茶関係でいろいろあったので備忘録がてら
まずは5月に熊本のお茶農家さんの所に勉強に行かせてもらいました
①阿蘇市の畠中製茶工場の東さん
②八代市の船本製茶工場の船本さん
③そして去年も行った新宮のお茶まつりに行き茶摘み体験
そして摘んできた茶葉で釜炒り茶を作ってみました
長くなりそうなので3つに分けます
まずは熊本のお茶農家さんの話
いろいろありまして大阪の島本町で無店舗でお茶屋さんをしている方と知り合いました
ゴーリデンウィーク明けに農家さんの所に行くと言うので一緒に行かせてもらうことに
今回は釜炒り茶を作っている農家さん2軒を訪問
写真のような昔ながらの丸釜を使った青柳製釜炒り茶を作っている農家さんです
この2軒の農家さんしか熊本県下では作っていないと言われております
まずは阿蘇にある畠中製茶工場の東さん
上の写真は東さんのところの製茶工場です
ここは自社栽培もしていますが地域のお茶栽培をしている人たちの茶葉を製茶している地域の製茶工場といった感じ
青柳製釜炒り茶は
摘んできた茶葉の水分少しを抜くためと香りを作り出すために行う萎凋を行い
こちらの丸釜で酵素の働きを失活させるために300℃くらいで茶葉を炒ります
これを殺青といいます
釜に入れると茶葉がパチパチと音をたてます
次に揉捻機という機械で茶葉を揉みこみ
こちらの機械である程度乾燥させたら
最後にまた丸釜で炒り乾燥をさせると完成となります
東さんの所では一連の流れと機械の説明をしていただき
そのあと実際の製茶を見せていただきました
これから始めるにあたってのアドバイスもいただいたり親切に対応していただきました
少量で始めるのならまずは機械でやるのではなく手炒りでやっていくのがよいのではないかとのこと
この話を聞いて早速チャレンジしてみたのですがその話は③で書きます
つづく…