釜炒り茶②
熊本県のお茶農家さん視察2軒目
八代市の船本製茶工場の船本さんです
製茶の時期が例年より早かったため製茶作業は見れませんでしたが
そのかわりたくさんお話が出来ました
そしてたくさんお茶を飲みました
青柳製釜炒り茶の製造現場を見たい!
と思ったのは船本さんの釜炒り茶を飲んだのが発端です
なんとも言えない独特の香り
何杯も飲めちゃうすっきりとした飲み口
このお茶を作ってる現場を見たい!
そう強く思ったのです
こちらは船本さんの家のすぐ上の茶畑
摘まれた後です
こちらは実生の茶畑
しばらく摘んでないそうでなかなかの伸びっぷり
お茶は結構タフな植物なので置いとかれても元気です
殺青をする丸釜
東さんの所と形は一緒
燃料が東さんのは重油で船本さんはプロパンガス
船本さん曰く薪が1番いいらしい
茶葉を入れた時の温度低下が少ないそうで
ただ温度調整が大変
揉捻機
紅茶を作っている農家さんは下の板の部分に真鍮メッキをしていましたがこちらは木です
木のほうが揉み込みがいいらしい
今作ってるとこはほぼ無いみたいなのでなかなか希少
こちらは水乾機
ドラム部分を直接熱して中に入れた茶葉を乾燥させる機械
これを使った方が本来の釜炒り茶に近いとのこと
でこれが今年の船本さんの青柳製釜炒り茶
去年のより良い出来だということで
お話を聞きながら延々とお茶を飲んでいました
釜炒り茶の不思議なとこはいくら飲んでもしんどくならない
あと塩辛いものと合う
漬物とか最高
つくづく普段使いのお茶なんだな〜と
食事の時とかぴったりです
手炒りのやり方とかお茶に対する思いとか
いろいろとお話を聞きお茶を飲み
最高の時間を過ごさせてもらいました
東さんと船本さんに教えていただいた釜炒り茶
幸い協力隊の先輩に貰ったアルミの大鍋と
大学の部活のOBさんに譲っていただいた鉄の大鍋があったので手炒りをやってみることに
その様子は次の③に続きます…